秋アニメは2月まで引き延ばしてたけど、ここいらでちゃんとすぐに書き残しておきたい。
春アニメは待ってくれないからね。
あと、これまでこのクールごとの感想で2クール作品を1クール目終了時点で書き残すかどうかって結構ガバガバだったけど、今後も引き続き放送されるのも残していこうと思う。今期で言えば、うる星やつらとかダンジョン飯とか。単純に、2クール目終わった時に漏れがちなのと、半分過ぎた時点の感想がアーカイブ化されてた方が助かるからって理由だけど。
- 悪役令嬢レベル99 ~私は裏ボスですが魔王ではありません~
- アンデッドアンラック
- うる星やつら 第3クール
- 愚かな天使は悪魔と踊る
- 薬屋のひとりごと
- 外科医エリーゼ
- 最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。
- シャングリラ・フロンティア
- 真の仲間じゃないと勇者パーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました 2nd
- スナックバス江
- 即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。
- 葬送のフリーレン
- ダンジョン飯
- 治癒魔法の間違った使い方
- 道産子ギャルはなまらめんこい
- 姫様”拷問”のじかんです
- 僕の心のヤバイやつ 第2期
- ぽんのみち
- 魔都精兵のスレイブ
- 魔法少女にあこがれて
- メタリックルージュ
- 勇気爆発バーンブレイバーン
- ゆびさきと恋々
- ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する
- 今日の一枚
悪役令嬢レベル99 ~私は裏ボスですが魔王ではありません~
- お気に入りエピソード:第6話『裏ボス、武術大会に出る』
黒髪ゆえにみんなから恐れられ、ゲーム内の裏ボスとなるユミエラに転生した主人公。そのあたりの設定はみんななんか避けられてるなーって感じで話運びはいたってコミカルで楽しく観れた。武術大会のユミエラパンチは面白かった。自分が強くなること以外興味のないユミエラに対して、ずっと気に掛けてくれるパトリックが健気でそっち目線で視聴していた。朴念仁のユミエラに気持ちが届いて良かったね!
アンデッドアンラック
- お気に入りエピソード:第4話『変わる私は好きですか?』第19話『あんでっど+あんらっく』
アンディと風子のバディものという軸はしっかり維持しながらも、物語の展開が目まぐるしくどんどん想像していた方向と違う物語になっていくのが魅力的な作品。世界の真実の明かし方も絶妙で引き込まれた。2人の物語の最後まで見届けたい。
うる星やつら 第3クール
- お気に入りエピソード:第31話『扉を開けて 前編』第32話『扉を開けて 後編/涙の家庭訪問 禁じられた三宅家編』
2クール目あたりから令和版の色も馴染んできて、十分面白く見れるようになったなあという感想は前年にした気がする。2クールまででキャラクターが出揃ったことで、うる星やつらの個性的なキャラクター達の掛け合い、話の転がし方のバリエーションが増えて脂がのってきたなって印象。今期は面堂が暗所+閉所恐怖症になった「みじめっ子・終太郎!!」があったり、「扉を開けて」といったうる星ワールドの未来を示唆するようなエピソードがあったり、ここまで積み重ねた時間がある分効いてくる話が挿入されていてそれだけこの令和版とも時間を過ごしてきたのかという感慨があった。
愚かな天使は悪魔と踊る
- お気に入りエピソード:特になし
2話時点では阿久津とリリーの感情線があまりにもブツ切れでちょっと参ってしまったんだよね。
この2人は基本単純で抜けていて、色仕掛けはナンセンスギャグで見せていくんだなってことが受け入れられてきたら段々楽しく視聴できた。打算的に相手を落とそうとしているうちに徐々に本当に相手を意識し始めるフェーズに入ってくると、序盤で入ってきたナンセンスギャグも活きてきて、独特の味が染み出てくるアニメになったなという印象。
相手に本性晒しあった状態から継ぎ接ぎのシチュエーションだけで落とそうとする筋書きは無理があるだろうよ
— Sota (@wanwanfever) January 17, 2024
外科医エリーゼ
- お気に入りエピソード:特になし
一度、現代に転生した悪役令嬢がもう一度元の自分に転生するというちょっとひねった設定は面白くあった。
2度目の人生と得た医療知識を活かす、異世界転生版「仁」みたいな建付けではあるけど、ところどころなんで中世あたりの文化レベルでそれが成立するんだよ!ってご都合が良すぎる描写が多くて頭を抱える。多少であれば流すこともできるけど、ちょっとこの作品はそういうところが多すぎてノイズになってしまった。
最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。
- お気に入りエピソード:第4話『思わぬ事態へ』
4話のマジックバッグ算が面白かった。
一応、異世界転生の括りではあるけど、そこまで重要じゃない不思議な立ち位置。
スライムのソラとの関係性は好き。
ソラのプルプルが悪人発見器として強すぎるきらいはある。
シャングリラ・フロンティア
- お気に入りエピソード:特になし
2クール目はほぼ墓守のウェザエモン戦だったような。ユニークモンスターを誰かが倒したら、ストーリーが進むって他のプレイヤーからみたら急に話が進むことになるってことでだいぶクソゲー感があるけど大丈夫か?
今期マスコットキャラクター的なのとしてシャンフロのエムルの他に最弱テイマーのソラとかいて、主人公とほとんどずっと一緒にいるとそいつの好悪が結構視聴のモチベーションに左右されるんだけど、今期はどっちも程よく可愛らしくて良かった。この好悪の基準って自分の中でどこにあるのかまだわからなくて気になってる。
真の仲間じゃないと勇者パーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました 2nd
- お気に入りエピソード:第4話「元勇者と暗殺者の日常」
スローライフすることにしましたと言ってるけど、厄介事に巻き込まれてスローライフできていないレッドさん
4話はルーティさんがThrowLifeをかましてましたね。「これが本当のThrow Life(ドヤッ」じゃないんだよ。真の仲間2期のスローライフ要素とルプななの自由気まま要素…どこいった…??
— Sota (@wanwanfever) March 4, 2024
1期から自分の「加護」とどう向き合って自分の意志で生きていくのかみたいな軸があり、2期でも解放され自由に生きることができるようになったルーティと「加護」を盲目的に信じる新たな勇者ヴァンの対比で色濃く描かれていた。半ば神に支配されている世界ではあり、世界の成り立ちとか大きなスケールのところどうなっているのかとか気になるところではあるけど、それよりもレッドとリッドのイチャイチャ見せつけられる方が良い。
スナックバス江
- お気に入りエピソード:特になし
何となく付けておく枠。初期は原作との違いがどうのこうの言われてたけど、原作読んでないので関係ないですね。
未読勢としてはダラッとした弛緩空気が癖になっていく。
即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。
- お気に入りエピソード:特になし
ほんとに即死チート能力が最強すぎて、異世界のやつらが全く相手にならない。ほんとにタイトル通りの作品。
壇ノ浦さんのツッコミが少し癖になってきた。
葬送のフリーレン
- お気に入りエピソード:#22『次からは敵同士』#28『また会ったときに恥ずかしいからね』
少年マンガでは選抜試験編と言えば、同じ人間同士の戦いが始まると思わせて、それっぽくくえない爺さんとか、人殺しが趣味ですみたいな顔してるやつとかポンポン出して、こいつは厄介そうな相手ばかりだって印象を与えたかと思えば、終わってみれば良いキャラが大勢出てきたなって感想に落ち着くのは良い意味で裏切られた。
魔法を使った戦闘シーンは派手だけど、ドラマ部分は淡々としていてふとしたセリフに抒情こぼれる見せ方が金曜の夜に観るには丁度良くて、気づいたら好きになっていた作品でした。
最終回の余韻も素敵だった。フリーレンの最終回サブタイとしてこれほど相応しいものはないなと思わされてしまった
— Sota (@wanwanfever) March 22, 2024
ダンジョン飯
- お気に入りエピソード:第8話『木苺/焼き肉』
ファンタジーの魔物を料理する作品と言えば『空挺ドラゴンズ』を思い出す。あっちは基本的に龍の肉がメインだけど、こっちは多種多様な魔物でどんな味なのかなって想像するのが面白い。
明らかに現実で慣れ親しんだアレっぽい食材だなってものもあれば、宝虫とか動く鎧とかそれも料理するんだ...みたいなものもちゃんと料理に代わる頃にはちょっと食べれるかもくらいの物になっててあって面白い。現実でも人って昆虫でも生魚でもなんでも食べるしな。
治癒魔法の間違った使い方
- お気に入りエピソード:
治癒魔法のおかげで走り込みを無限に出来たり、治癒魔法を相手に掛けながら戦うことで殺さずに屈服出来たり、タイトル通り、治癒魔法の間違った使い方をいくつも見せてくれる。異世界に来てレベルを上げて物理で殴る戦法をこういう形でするのはぶっ飛んでて面白かった。ローズとウサトの師弟関係も面白い。
道産子ギャルはなまらめんこい
- お気に入りエピソード:特になし
なぜ最後まで見ていたのか分からんが何故か最後まで見てた。
でてきた3人のヒロインだと秋野さんが好き。どのヒロインも主人公にとって都合のいいヒロインだけど、冬木さんはいくらなんでも妄想世界のギャルすぎて怖いんよ。あと、初対面でマフラーの中に雪を入れてきたのはマジでありえんと思って好きになれない。北見レベルの寒さであれやったらシャレにならないだろ!
姫様”拷問”のじかんです
- お気に入りエピソード:特になし
この拷問即落ち二コマで30分持つのか?と不安になったが、上手く盛りつつ成り立たせていてお見事。1クールの尺でみるとちょっと中だるみもあったけど、毎週みるには丁度いい塩梅。こんないい奴らばかりの魔王軍となんで戦争してるの?がこの作品最大の謎
僕の心のヤバイやつ 第2期
- お気に入りエピソード:karte25『僕と私の恋心』
1クール目は恋愛要素とコメディ成分でバランスしていた原作に比べて、アニメはコメディ部分が上手くなくてイマイチみたいな評価をしていたと思うけど、バレンタイン、ホワイトデー、卒業式、そして修学旅行と2期は恋愛要素盛り盛りのイベントの乱れ打ちでエモさに振っているアニメの良さが存分に出たかたちになっていて良いアニメになっていた。2期は特に仕事に本気で取り組んでいて周りのみんなより大人な山田に憧れて、それを含めての好きと、その自分の気持ちを出していく市川の成長が観られて良かったです。
そも、2期はOPの山田杏奈の可愛さが爆発していて非常に素晴らしかった。
ぽんのみち
- お気に入りエピソード:東6局『合宿!』
土曜の朝にまず流すのに丁度よい塩梅のダラッとした日常系アニメ。麻雀描写がただのエッセンスでしかなくて驚いたけど、まあけいおん!もそんな感じだったし、暇つぶしでするとあのくらいの適当さの麻雀もあるよなとは思うのでこれはこれでありかなと思えるレベル。一方で、麻雀要素は視聴する際に目を引く設定ではあるので、この適当さに頭をかしげるのも分かる。
魔都精兵のスレイブ
- お気に入りエピソード:第8話『約束、寧、憶う』
ご褒美のスレイブとあこがれのまほあこ、2024年冬アニメのエロアニメ2大巨頭。
正直、どっちも同じくらい好き。ご褒美を与えるって設定がいかにもエロにつなげるための設定ではあるけど、少年マンガらしく真面目に熱い戦闘もやっているし、女所帯の中で優希がハーレム状態になっていく過程もしっかり描かれているので好感を持てる。青羽とか出てきて、醜鬼側も一枚岩じゃないことが分かってきたところで終わったので、どういう話に展開されていくのか気になります。
魔法少女にあこがれて
- お気に入りエピソード:第12話『やっぱり魔法少女にあこがれて』
悪の女幹部なんてしたくないのについスイッチが入ってしまってトレスマジアを苛めて、くらいよろこびに浸ってしまう初期のマジアベーゼも好きだったから、完全に虐めることに目覚めたのはちょっと寂しくはあった。だけど、最終回で最終的に魔法少女に倒されるために立ちはだかる壁として自分を定義した倒錯的だけど、うてならしくもあって納得してしまった。
対するトレスマジアのマジアアズールもベーゼに完堕ちしてしまう醜態を晒したところから、自身のMっ気を受け入れたうえで薄氷巫女としてベーゼに対峙するようになって、そう来たかという感動がありました。
しかし、こんなやつらと一緒に遊んでいてこりすの教育に問題ないかと心配になる。
メタリックルージュ
- お気に入りエピソード:特になし
今期の好きなOP、僕ヤバとフリーレンとコレ。
お話は面白くなりそうな感じはしたが、どうもあまりノレなかった。メインのルジュとナオミの2人は魅力的なキャラクターではあったんだが、イモータルナインの人らとか来訪者がとか、簒奪者がとか、どうでも良くてな。
新潟国際アニメーション映画祭のコンペティション作品「マーズ・エクスプレス」が少し似た物語を映画の時間内できれい見せてくれたから余計に上手く回っていない感触があった。
メタリックルージュ、思ったより素直な筋書きだったが乗れなかったな。バディものとしては悪くなかったけど、ネアンに対して好悪の感情が湧きにくかったのと、ルジュ自身が世界に対して距離があって結末がどっちに転んでもいいやという気分になってしまった
— Sota (@wanwanfever) April 5, 2024
勇気爆発バーンブレイバーン
- お気に入りエピソード:
基本的には面白かった。勢いで進んでいく物語に雰囲気でみている感覚が楽しくて見られたし、OPのキャッチーさを上手く利用して最後の演出のバカバカしくて良い。ただね。ただねと言いたくなる作品。まあ、引っかかっているのはEDのあの感じ、ニコニコ動画の悪い空気感をまだ引きずってる部分なんだが。まだあれで笑いとれると思ってるの?
振り落とされないように踏ん張りながら視聴してる時にしか得られない快楽ってあるよなってブレイバーン観ながら思いました
— Sota (@wanwanfever) January 19, 2024
ゆびさきと恋々
- お気に入りエピソード:Sing.5 『こたえ』、Sing.6『ずっと見ていたいって思った』
今期一番、楽しみにしていた作品。耳の聞こえないキャラクターを描くというのは覚悟がいるものだけど、手話の描写と口の動きの妥協のなさから、そこはしっかりと誠実に向き合う覚悟がありますというのが1話からひしひしと伝わってきて、開始数分で居ずまいを正された。1話時点で逸臣さんが「雪の世界に入れて」って言うのが無神経にも取られる言葉だなって評したけど、この先を見ていくと逸臣さんはその人を見てまっすぐにコミュニケーションを取れる人なんだなって分かることで、「雪の世界に入れて」って言葉が軽い言葉じゃないことが理解できた。
始めに言ったように手話の描写に妥協がないとは言ったように、感情も手話の手つきに乗っかっていてただただアニメーションとして見ていて非常に気持ちがいい。これが特によくわかるのが桜志くんの手話なんだけど、雪の手話に比べてぶっきらぼう。2話で初登場して手話と手話で会話されるシーンは、2人の手話の応酬が流れるように進む様はまさにこの作品でしか見られないものでした。
この作品の好きなところは、手話だけに拘るんじゃなくて読唇、筆談(スマホ画面も含む)とその時その時の状況に合わせて雪と会話する点。聴覚障害というものに焦点が当たっているけど人と人とのコミュニケーションが背骨として存在していて、良質な少女漫画原作のアニメだった。
コミュニケーションというものに対して非常に真摯に向き合った作品だったように思う pic.twitter.com/tR0otBXMN5
— Sota (@wanwanfever) March 23, 2024
ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する
- お気に入りエピソード:#03『薄衣越しの剣舞』
リーシェ、全く自由気ままな花嫁生活を満喫する気がなくてな。初っ端から婚約破棄から王国脱出RTAは流石に面白れー女認定されても仕方がない。主人公のリーシェが1回目のループからたくましくて見ていてストレスが少ない。
とは言え、アルノルトがなぜ大陸全土を巻き込む戦争を始めるのか、その未来を回避できるのかループのターニングポイントにはまだたどり着けていないので、先が気になる所。
今日の一枚