メガネ属性≠負け属性

アニメとか、ゲームとか、面白かったコンテンツについて言語化したい

アニメ

サイダーのように言葉が湧き上がる -なぜか少し抒情的な気分なる、そんな話-

1年前の今頃、部署の人が定年退職を迎えた。非常に多くの人に慕われるような人だった。最終出社のその日、入社した当時の仕事について多くの人の前で話していた。今自分が務めている工場の竣工と同時に入社し、その工場と共に会社人生を歩んできたということ…

オッドタクシー -どうして擬人化した動物なのか-

個人タクシーの運転手・小戸川は今日も色々な客を乗せる。あと、かかりつけの病院にも通う。 オッドタクシー #1『変わり者の運転手』あらすじより 癖のある客が毎話乗り込んできて、偏屈なタクシードライバーと客の面白おかしい会話劇を楽しむ1話完結型の作…

スーパーカブ -女子高生×趣味(?)-

家族もいない、これといった趣味もない。高校に通う女子高生の小熊はある日、破格の値段でホンダ・スーパーカブを手に入れ、何もなかった小熊の生活は少しづつ変化していく。 彩度の低い背景美術や、最小限にとどめられた劇伴、内向的な小熊の少ないセリフと…

飛び立つ君の背を見上げる -中川夏紀は「いい人」だったのか-

高校生のころ、特に理由はないが私は部活に所属していなかった。部活に所属していないのはクラスでも2,3人しかいなかったように思う。それに対して、どうとも思わなかったが、全員部活に入ることを強制される学校があるという話を聞いた時は驚いた。 しかし…

とてもつまらない思い出話(シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇 感想)

ずっと、距離を測り続けてたのかもしれない。

D4DJ First Mix -愛本りんく 巻き込み型主人公の魅力-

『BanG Dream!』や『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』など音楽を通じて様々なメディアミックスIPを手がけてきたブシロードが展開するプロジェクト『D4DJ』。そのアニメ作品が『D4DJ First Mix』だ。主人公・愛本りんくが明石真秀など友人たちと「Happy Arou…

そにアニ -SUPER SONICO THE ANIMATION-第7話 スターレイン -旅の記憶は人とともにあり-

広々とした田園風景の中、軽トラの走るエンジン音とそに子が口ずさむ鼻歌だけがあたりの空気を震わせる。そんな田舎情緒あふれる一幕から始まるそにアニ第7話「スターレイン」では、珍しく地元新潟の風景が描かれている。 作詞をしながら一人旅をするそに子…

たまこラブストーリー -どこにでもあるような物語を描く-

「たまこラブストーリー」はその名の通り北白川たまこの恋愛物語を描いた作品である。しかし、いわゆる「私の王子様との運命の出会い」だとか「数多の障害を乗り越えて結ばれるふたり」といったドラマチックな展開はない。「向かいに住む幼馴染の男の子に告…

2020年アニメ感想まとめ 劇場版編

今年は20本でした。 コロナで延期したものあったり、「泣きたい私は猫をかぶる」のようにネトフリ配信になってしまったものもあるけれど、リバイバル上映として観に行ったのは「風の谷のナウシカ」と「もののけ姫」、4Kリマスターとして「AKIRA」と生まれる…

2020年アニメ感想まとめ 秋アニメ編

今期はかなりの豊作感があった。 観た作品の他にも観たいのは、いわかけるとか、体操ザムライ、池袋ウエストゲートパーク、NOBLESSE、くまクマ熊ベアー、ダイの大冒険、憂国のモリアーティ、ひぐらし、などなど幾つかあったんだけど、どれもこれもエネルギー…

2020年アニメ感想まとめ 夏アニメ編

夏もゼノブレイド2にお熱していた時期だね… それでも、ぎりぎり春より数は多いか しかし、空挺ドラゴンズ、BNA、GREAT PRETENDERと今年はほんとネトフリ発のアニメが強いなって思う。

2020年アニメ感想まとめ 春アニメ編

観てる本数すっくな!どうしたの? そういえばラブアール、グノーシア、ゼノブレイド1,2と色んなゲームにはまってましたね そら、アニメ観る時間を削られるわ

2020年アニメ感想まとめ 冬アニメ編

誰に言われるわけでもなく好きで続ける一年の振り返り。 春アニメは記事にした作品が三作もあるんだね~2期制作して欲しい作品も多い。

話数単位で選ぶ、2020年TVアニメ10選

「話数単位で選ぶ、2020年TVアニメ10選」という企画あるというので、ブログ書いてるしせっかくなら、と思って参加しようと思います。ルールは以下の通り。 ■「話数単位で選ぶ、2020年TVアニメ10選」ルール ・2020年1月1日~12月31日までに放送されたTVアニメ…

ラブライブ!虹ヶ咲スクールアイドル同好会 -こだわり続ける3DCGと作画のハイブリッド映像の先に-

アニメーションの基礎とも言える「動き」が主役となるダンスシーンは、作品の見せ場となるシーンとなる傾向がある。そのため、多くの作品でハイクオリティな映像にするため力が注がれる。特に、「アイドルもの」作品においては扇の要にさえなりうる。 『ラブ…

魔女見習いをさがして -見つけたのはエンタメの持つ魔法の力-

「魔女見習いを探して」は「おジャ魔女どれみ」のファンの27歳社会人ミレ、22歳大学4年生のソラ、20歳フリーターのレイカの3人の物語。「おジャ魔女どれみ」をきっかけに出会い友人なった、年齢も住む場所も違う3人。仕事や将来、恋愛など様々な問題に直面し…

花咲くいろは~いつか咲く場所(1話時点レビュー)~

小説版「花咲くいろは~いつか咲く場所~」はぼんぼり祭りで願い札に「四十万スイになりたい」と書いた少女、松前緒花の7年後を描いた話だ。第1話ではホテル専門学校を卒業し社会人になった緒花が「喜翆荘」のある湯の鷺温泉に戻ってくるところまでを描かれ…

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン -そして手紙は物語になる-

※この記事はネタバレを含みます ギルベルトからもらった「愛してる」の意味を理解するためにヴァイオレット・エヴァーガーデンは手紙の代筆をしている。テレビ版を通して「愛してる」を少しは理解したヴァイオレットがギルベルトを探し出して、「愛してる」…

リズと青い鳥 -アニメ!アニメ!に応募した記事の改稿-

以前、下の記事で「リズと青い鳥」のレビューを応募し、藤津亮太さんの寸評をいただきました。なので、レビューを修正しました。 animeanime.jp wanwanfever.hatenablog.jp

ハクメイとミコチ -小さな世界の力強い息吹-

マンガを原作としたアニメ「ハクメイとミコチ」は小さな小さなこびとの世界が描かれる。 木の洞に居を構えて暮らすハクメイとミコチ。 ハクメイはくせのある赤毛が特徴の活発な性格。包丁や風車、色んなものをなおす修理屋。ミコチは真っ直ぐな黒髪、インド…

氷菓 第二十二話「遠回りする雛」ー灰色の青春の崩壊ー

あぁ、 しまった。 よくない。これはよくない。 たぶん、なんとしても俺はここに来るべきでなかった。 俺の省エネ主義が致命的に脅かされている。 アニメ 氷菓 第二十二話「遠回りする雛」の奉太郎のセリフである。 奉太郎は古典部に入ってからの1年を通して…

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった… ーゲーム世界に転生する特異な異世界転生ものー

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった… 通称「はめふら」は乙女ゲーム「FORTUNE LOVER」の悪役令嬢カタリナに転生した主人公が、ゲームでどのルートでも訪れるカタリナの"破滅フラグ"を回避するために奮闘する物語である。 いわゆる、…

イエスタデイをうたって ー愛とはなんぞや?ー

ヤワなハートがしびれる ここちよい針のシゲキ 理由もないのに輝く それだけが愛のしるし 「愛のしるし」作詞・作曲 : 草野正宗 好意にまつわる気持ち「愛」 多くの物語や詩に登場するが、上で引用した歌詞のようにとてもふんわりした感覚でしか説明すること…

推しが武道館行ってくれたら死ぬ ー反対側から見るアイドルアニメー

4月の頭に「Love R kiss」というゲームの記事を書いた。マジで楽しいからSwitchを持ってる人は買ってくれ。俺はこんな良作な恋愛ゲームが何もなく消えていくのはさみしい。 wanwanfever.hatenablog.jp ゲームを布教するのはおいといて、この記事でも書いたが…

沼の話

世に数多に存在する沼、沼、沼。世の中沼が多すぎる! 片足突っ込んでるのも、全身浸かってるのも、きみたちの中では違っても 遠くの人から見れば全部同じ! えっ、足の先っぽしか触れてないって?そんなの見分けがつくか!あほ! 沼に浸かれば、オタク特有…

空挺ドラゴンズ ー「食」で繋がる物語ー

先日、空挺ドラゴンズを観終わった。 シドニアの騎士で知られる「ポリゴン・ピクチュアズ」が手掛けるハイ・ファンタジー作品。空に生息する龍を捕獲して生活している「龍(オロチ)捕り」を描いた物語だ。 主人公たちが暮らす飛空艇「クィン・ザザ号」から…

ラヴアール レビュー ーギャルゲーで写真を撮るインタラクティブ性ー

「推しが武道館に行ってくれたら死ぬ」は今期のダークホースであった。 握手会の会話が完全にギャルゲーだ!と気づきを得て 急にギャルゲーがしたくなったので「Love R kiss」というゲームを買った。 6人いるヒロインの内、3人まで攻略済みではあるが、 どの…

映像研に手を出すな!をSHIROBAKO引き合いにして観る

「映像研に手を出すな!」が面白い。 一話一話の熱量が高く早く次の話を観たくなる魅力がある。

リズと青い鳥

中身の面白さとは別に、観るのにエネルギーが要る作品とそうでない作品があります。 鑑賞するのにエネルギーの要る作品のなかでもかなり上位にある「リズと青い鳥」について、 自分の感じた「息のつまるような緊張感」はどこから来るのか?ということに焦点…

氷菓ー「青春の痛み」とは何なのかー

現在、氷菓が再放送されている。 本放送時は2012年、大学一年の春であった。 米澤穂信作品の2回目の映像化の不安があった、制作会社京アニという事実に驚き期待を膨らませた、北海道の地上波で観れないと分かり焦り、BSが入ることを第一条件に部屋を必死に探…